« 2008年7月 | トップページ | 2008年9月 »

2008年8月

遠藤周作「おバカさん」を読みました

最近は雨が多くて、涼しくて、ほっとしています。

タイトルの通り、遠藤周作の「おバカさん」を読んだので、
ここに書こうと思ったのですが…何も思い浮かびません…。

文庫本のカバー見返しにあるとおり、
「<キリスト受難>の現代的再現」です。
フランスから来た人のいい、間抜けそうなガストンが、
殺し屋を信じようとする話です。

文体は軽妙で、笑える部分もかなりあります。
笑いと受難がひとつになった、不思議な小説です。

なぜか感想が浮かんでこないのは、
登場人物が分かりやすすぎるからなのかしら。
紋切り型の殺し屋、占い師、水商売、など…。

だからこれ以上書きません。
しかし、違う気分の時に読んだら、
心に沁みるお話かもしれません。


最近は、聖書を読む時間が長いです。
といっても、流し読みですが…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「聖母の騎士」から

先日長崎に行ったとき、
大浦天主堂(だったと思う)で
「聖母の騎士」(聖母の騎士社発行)
という冊子(7月号)をいただきました。

その中の、

ルイス・カンガス(敬称略)
『イエス・キリスト伝-山上の説教(3)』

という記事に、こんなことが書いてありました(以下、赤字は引用です)。

赦すことは感情の問題ではない、理性と意思の問題でしょう。ユダヤ人はイエスを妬んで殺しました。イエスは彼らに対して心の痛みを感じながらも、彼らを赦した、そして彼らが立ち直って天国に入れるように祈った。
(略)
「敵を愛しなさい」ということは、単に憎しみを感じてないと言うことではなく、憎しみを感じても、乗り越えてその人と挨拶し、その人の成功のために祈る時、その人を赦したことになります。

憎しみを感じながらも、赦そうとする意思が、
平和を作っていくのかな、と思いました。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

平戸、長崎に行ってきました。

お盆を利用して、平戸と長崎に行ってきました。

平戸では、田平教会、山田教会、紐差教会、宝亀教会、聖フランシスコザビエル記念聖堂。
長崎では、大野教会、出津教会、黒崎教会、浦上天主堂、大浦天主堂へ行きました。

もし世界遺産に登録されるようなことがあったら、
観光客で溢れかえりそうなので、今のうちに行ってきました。

凡庸な感想ですが、それぞれが美しかったです。
建築のことはよくわかりませんが、
外見が大きくても小さくても、飾られていても地味でも、
信徒に守られてきた、長い時間を感じました。

観光客が訪れると、いろいろと面倒なこともあるのだろうと思いますが、
どこもきれいに掃除されていて、気持ちよかったです。


写真はネット上にいくらでもあるので、少しだけ載せます。

Photo_2

生月島の山田教会の壁です。
数年前に、神父様が、蝶の羽でつくられたそうです(正確なことは分かりませんが…すいません)


Photo_3

大野教会のマリア様。


Photo_4

田平教会のマリア様。



Photo_5

黒崎教会のマリア様。



精霊流しは15日の夜でした。
街のあちこちで爆竹が響き、7階のホテルの部屋にも聞こえてきます。
耳栓をして外に出ました。
爆音と花火の光、立ち込める煙、人いきれ。
長崎の街は熱気で溢れ、お祭り騒ぎのように見えますが、
これは亡くなった方を送る行事です。
目の前の風景から音を消して、
さだまさしの「精霊流し」を頭の中に流すと、
むしろ悲しみが迫ってきます。
Photo_6


帰りは豪雨で、高速道路を40キロで走っていました。
ワイパー最速でも前がよく見えず、とにかく恐かった…typhoon

| | コメント (0) | トラックバック (0)

佐藤初女「おむすびの祈り」を読みました

こんにちは。
バテてます。
今日はこの本を紹介します。
敬称略で失礼します。赤字は引用です。

おむすびの祈り「森のイスキア」 (集英社文庫) Book おむすびの祈り「森のイスキア」 (集英社文庫)

著者:佐藤 初女
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する


エッセイです。弘前イスキア、森のイスキアが出来た経緯、
著者自身の人生、長い病気の時期のこと、結婚などがつづられています。

著者は、「地球交響曲第二番」に出演されています。
僕は残念ながら見たことありませんが。

数年前、妹が友達から借りていたのを読んだのが最初でした。
そして、この本を読んで、キリスト教へと足を踏み入れました。

読み始めて、内容がキリスト教的だと知ったときは、“引いた”ことを覚えています。
でもなぜか読み続けて、最後は、もっとキリスト教のことを知りたい、と思うようになっていました。
僕にとっては、記念すべき本です。


私は、この生きている瞬間瞬間が祈りだと思っています。

だから、お茶をいれて、おいしく一緒に飲みましょうというのも祈り。

私にとっては、生活すべてが祈りです。


こういう文章を読んで、うらやましく思いました。
こんな風に生きたい、という憧れを持ちました。

今回読み直して、初心を思い返すことができました。
そして、当時に比べて、
キリスト教へ近づくことができたことを、感謝しています。

かなりキリスト教色が濃い内容なのに、
キリスト教界だけでなく、広く一般に受け入れられている、
珍しい本だと思います。
非クリスチャンの方にも、普遍的な“何か”を
訴える力を持っている本なのだと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年7月 | トップページ | 2008年9月 »