聖フランシスコ

J.J.ヨルゲンセン「アシジの聖フランシスコ」を読みました

また、フランシスコ関係を読みました。

青字は引用です。


アシジの聖フランシスコ (平凡社ライブラリー) Book アシジの聖フランシスコ (平凡社ライブラリー)

著者:イエンス・ヨハンネス ヨルゲンセン
販売元:平凡社
Amazon.co.jpで詳細を確認する



正直言うと、この本には分かりにくい文章が多かったです。

僕の予備知識が足りなかったのかもしれません。

仕事の合間に細切れで読んだからかもしれません。

あるいはすでにいくらか知っているフランシスコ伝だから、

あまり本気で読まなかったからかもしれません。

 

 

それでも、これを読んでいると

(フランシスコ関係のものを読む時はいつでもそうですが)、

頭で考えているだけの、余分な知識が剥がれ落ちて、

単純で固い信仰へと引き戻されていくのを感じました。

 

所有欲からの開放、

何も持たず、ただ神のみに拠り頼むこと、その喜び。

残念ながら僕はまだまだその境地に達してはいませんが、

達するかどうかも疑問ですが、

清貧への憧れは、いつも持ち続けたいと思いました。

 

また、

祈り 働け」「マルタのように働きながら、マリアのように祈ること(p83)」

というフランシスコの兄弟達のあり方に、反省させられました。

 

この本には、

フランシスコの兄弟会が、

フランシスコ自身の厳しすぎる理想から離れていくこと、

それに対するフランシスコの苦悩も描かれています。

あの聖フランシスコですら、

現実と理想の間で葛藤があり、挫折があり、妥協があったということ、

にもかかわらず彼自身は清貧を貫いたこと、

そこに、現代の僕達は共感し、安心するのではないでしょうか?

 

…エングルペール著の伝記を読んだ時と、同じような感想でした。やっぱり…。

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「アシジの聖フランシスコの小さき花『続』」を読みました

ねむの木の花が満開です。
P1000803
写真が下手ですが… m(_ _)m

今日はこの本を読みました。

Book アシジの聖フランシスコの小さき花 (続) (聖母文庫)

著者:石井 健吾
販売元:聖母の騎士社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

「続」とありますが、先日紹介したものの続き、というわけではありません。
原著者も違うみたいです(石井健吾氏は訳者です)。
この本は、
①聖フランシスコが受けた聖痕(両手両足、わき腹に現れた傷)の経緯
②兄弟ジネプロの伝記
③兄弟エジディオの伝記
④兄弟エジディオの言葉
⑤補足された章
からなっています。

こういうのをカトリック的、と言うのでしょうか。
清貧や謙遜、従順など、功徳を積むことが、
天国へ行くために重要なことだと書かれています。
天国へ行けなければ地獄へ行くと…。
仏教的、と言ってもいいのかな?だめかな?

ひねくれた僕には、なかなか全面的に受け入れることができませんが、
功徳を積むという考え方も、悪くはないと思います。
むしろいいかもしれません。
自分で自分を清くするという傲慢におちいらなければ。

エピソードの多くは、すでに知っていたので、
新鮮さがありませんでした。
エングルペールによる伝記より先にこっちを読めばよかった。
そうすればもっと楽しい本だったろうと思います。

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「アシジの聖フランシスコの小さき花」を読みました

蒸し暑いです。
雨が降っているときだけ、
涼しく感じます。

今日はこの本を紹介します。(赤字は引用です)

Book アシジの聖フランシスコの小さき花 (聖母文庫)

著者:石井 健吾
販売元:聖母の騎士社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

(石井健吾氏は、「著者」ではなく「訳者」です)

この本については、
先日紹介した
オ・エングルペール著 「アシジの聖フランシスコ」
に、
かれらの生活をしるした「聖フランシスコの小さき花」は、全くまぎれもなく楽しい本である。
おそらくこの書物は、いかなる苦みもない世界文学の唯一の傑作かもしれない。

と書いてあったので、買ってみました。

内容は、フランシスコと、その兄弟(肉親ではなく、仲間)達のエピソードです。
フランシスコの伝記ではありません。

童話のような、絵本を見ているような、話です。
狼を回心させたり、鳥に説教したり、兄弟を宙に浮かせたり…。

ともかく、彼らの、熱烈とも言える信仰心が伝わってきます。
ある意味、天然とも言えるかな…。

天然なだけに、彼らの言葉に嘘がなく、
はたから見ると馬鹿みたい(失礼)でも、
実はそこに真実の信仰があるのではないかと思いました。
だからこそ、この本が世界中の多くの人の心を掴んできたのでしょう。

一箇所引用します。(p186)
兄弟ペッレグリーノの場合、彼はすぐれた学者でローマ法に精通していたのに、司祭にはならず、その一生をふつうのように過ごしました。彼はその謙遜によって、完徳の上で非常な進歩をとげました(略)

こういう考え方もあるのですね。
能力のある人が自分を抑えるのは、きっと大変だろうと思います。
自分の能力に溺れて身を滅ぼす人はたくさんいますが。
収賄、偽装、詐欺、戦争…。

この本の成立については、
成立年、著者、原本の内容など、不明な点がかなりあるみたいです。
本の最後に解説が載っていますが、分かりにくかったです (-ε-)

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「アシジの聖フランシスコ」を読みました

久しぶりに更新します。
暑くなってきて、なかなか更新できません。
本を読む気力がないからです。

今日はこの本を紹介します。

「アシジの聖フランシスコ」
オ・エングルベール著
平井篤子訳
創文社

赤字は引用、敬称略で失礼します。

かなりボリュームがありました。
過去の主なフランシスコ伝を元に、
伝記として編集されています。

小説というよりは資料集に近い伝記で、
全てのエピソードには注が付き、原典が明らかにされています。

年代や、事実の真偽についても、
著者の意見と同時に、論争についての参考文献が記載されており、
とても良心的な伝記だと思います。

特に新鮮だったのは、
フランシスコが生きている間に、
早くも修道会が彼の望まない方向へと進んでいった時の
彼の混乱、悩みがよく分かったことです。
そして、
神の声と共にその悩みが消え、平安が訪れた様子は感動的でした。


現代でさえも、哲学や奇弁で疲れきった、いかに多くの懐疑論者が、
フランシスコによって福音の真理に連れもどされたことだろう。

と著者は書いていますが、
まさにその通りで、懐疑的な僕の信仰心も、少し熱くなった気がします。

また、フランシスコの“清貧”が
あまり裕福とはいえない僕を慰めてくれました。
全てを失っても幸せでいれる人がいたことが、
というよりは、
全てを失うことを望んだ人がいたことが
慰めになります。


まだ聖書を読んだことがない方のために、
フランシスコと特にかかわりが深い聖書の箇所を引用しておきます。
(引用は新共同訳より)

マタイによる福音書 / 5章 40節
あなたを訴えて下着を取ろうとする者には、上着をも取らせなさい。

マタイによる福音書 / 6章 26-27節
空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。
だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。
あなたがたは、鳥よりも価値あるものではないか。
あなたがたのうちだれが、思い悩んだからといって、寿命をわずかでも延ばすことができようか。

マタイによる福音書 / 10章 9-10節
帯の中に金貨も銀貨も銅貨も入れて行ってはならない。
旅には袋も二枚の下着も、履物も杖も持って行ってはならない。

マタイによる福音書 / 18章 3-4節
(イエスは)言われた。「はっきり言っておく。
心を入れ替えて子供のようにならなければ、決して天の国に入ることはできない。
自分を低くして、この子供のようになる人が、天の国でいちばん偉いのだ。
(略)」

もちろんこれが全てではありませんが、
これらの部分は、フランシスコの思いをよく表していると思います。
というより彼は、これらの聖書の文言を、そのまま実行しようとしていました。
すごい人です。あこがれます。


絶版だと思いますので、古本か図書館でどうぞ。
僕は他のものは読んだことがありませんが、
他の伝記でも十分感動があると思います。

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「聖フランシスコの祈り」を読みました

NHKで「バッテリー」を観て、
はちきれそうな青春に嫉妬しました。

今日はこの本を紹介します。

聖フランシスコの祈り
ウルフギャング・ベイダー 編
大島澄江 訳
ドン・ボスコ社

先日山口で買ってきました。
フランシスコが実際に作った祈りを
まとめたものです。
(一部、そうでない可能性のものも混じっています)。

1181年(あるいは82年)に生まれて、
1226年に亡くなったフランシスコが、
実際にこれらの祈りを口にしていたのかと思うと、感動です。
その祈りが2008年の今、
日本にいる僕の手元にあるのですから。

フランシスコって、あまりにも清くて、
物語の中の人みたいな気がしていました。
でも、こうして実際に彼が作った祈りを読み、唱えてみると、
すごく近くに感じ、喜びが沸き起こってきます。

何度もゆっくりと味わいたい本です。

Amazonでは見当たりませんが、あります。
ドン・ボスコ社からでています。

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「ブラザー・サン シスター・ムーン」観ました

ブラザー・サン シスター・ムーン ブラザー・サン シスター・ムーン

販売元:パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
発売日:2006/11/02
Amazon.co.jpで詳細を確認する


こんばんは。
先日、
ぴかり☆いえす」という素敵なブログをこっそり覗いてたら、
「ブラザー・サン シスター・ムーン」
という映画の紹介がありました。

聖フランチェスコを描いた映画だったので興味を引かれ、
Amazonで調べたら1500円だったしsun
買って、観ました。

観る前、妻は、
古そうな映画でもあり、
あまり興味をそそられなかったらしく、
お小遣いで買えと言っていました。

届いてからも、あまり見る気がなさそうだったので、
「さわりだけでも観てみようよ」
と、なかば無理やり観はじめました。

で、観はじめたのですが、
予想以上に感動的な映画で、
古臭さもあまり感じることなく、
二人とも涙を流しながら
あっというまの2時間でした。

見終わった後妻に、
「小遣いで買わんでもいいね」
と言ったら、
「1万5千円払ってもいい。人生最高の映画だったsun
とのこと。


感謝でした。
涙が滝のようでしたcrying




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ありがとうございましたcrying

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